皆さんは、プライベートバンクという言葉をご存じでしょうか?
直訳すると「私的な銀行」。すなわち、自分と家族のためにオーダーメードで動いてくれる銀行といえます。(プライベートバンクの中での最上級サービスとしてファミリーオフィスというサービスもございます)日本ではまだ馴染みの薄いプライベートバンクですが、その発祥の地はスイスと言われています。
スイス式家族会議は、「世界のプライベートバンキング【入門】」の著者でもある米田隆氏からの教え、スイスに拠点を置くビジネススクールからの学び、当社取締役が前職時代にご縁を頂いた海外在住プライベートバンカーからヒントを頂き、作り上げたものです。
本場スイスのプライベートバンクサービスについて、下記2点特徴を挙げさせていただきます。
- ①資産運用、資産保全にとどまらず、事業承継やファミリーガバナンスにどう取り組むか、次世代教育をどうしていくかなどを重要なテーマにしている。
- ②次世代教育の問題を解決する上で、一族一体化の仕組みづくりのマネジメントが最重要視されている。
上記①、②踏まえて、「家族憲章の策定を伴う家族会議」に当社Kamakara Kazokuでは注目いたしました。
家族・一族には、時に感情的な問題が伴うことがあります。強い結びつきがあるからこその感情の問題にどう向き合うかはファミリービジネス、ファミリーオフィスにおける重要な問題です。
「家族憲章」(FMS:Family Mission Statement)とは、家族としての理念や価値観を定めるものであり、策定するためには家族全員の同意が原則必須で、第三者のファミリーファシリテーターも交えた家族会議の場を設ける事が重要となります。軸ができることで、その後の意思決定や情報共有が円滑になるメリットがあります。
また家族会議の場を共有して、「対話の積み重ね」によって家族の目指す姿と個人の価値観を正しく認識することで家族同士の相互理解が進み、つながりが増していきます。
KamakuraKazokuでは上記スイス式家族会議に加えて、マインドフル体験を併用し、ご家族に心理的安全性を感じていただきながら、本音で対話を積み重ねていく場をご提案させていただきます。
なお、永久的に家族憲章を順守することが重要なのではなく、変化に応じて家族憲章を柔軟に作り直すアフターフォローも必要となります。当社は専門家と共に中長期伴走させていただきます。